関節リウマチとは
関節リウマチという病名はよく知られています。
しかしどんな病気なのでしょう?治らない病気なのでしょうか?
関節リウマチは全身性に生じる炎症性の病気で徐々に進行していきます。
しかし関節リウマチの診断と治療はすごく進歩して痛みのない生活を送ることや病気が治ることも可能になってきました。
まったく痛くないのでリウマチであるのを忘れてしまう時がある、と患者さんに言っていただくことも珍しくなくなりました。
当クリニックでは日本や世界の研究の成果やガイドラインを参考にしつつ、ひとりひとりの患者さんに最適な治療を行い最善の結果を目指します。
また看護師も関節リウマチについて患者さんのさまざまな相談にお答えできると思います。経験を積んだリウマチ財団認定リウマチ看護師が2名勤務しています。
関節リウマチの治療を行なううえでX線や血液・尿検査による病状の理解は不可欠でその結果によって治療を進めていきます。
しかしほとんどのクリニックでは血液検査は外部機関への依頼であるため
検査結果を見て診療することはできませんでした。
当クリニックでは高速検査機器を導入し30分以内で出る血液検査の結果を見たうえで病状を判断して治療していきます。
副作用の診断も早くできるのでただちに対処できます。ただし、初診の患者さんでは抗CCP抗体やMMP-3、肝炎や結核などの特殊検査が必要なので約1週間かかります。
またX線では見ることのできない滑膜炎を捉えることのできる超音波エコーによる関節検査を10年以上前から行っています。広島では最も早くから取り入れた施設のひとつであり、院長は日本リウマチ学会の登録ソノグラファーで、全国でNo.64という超早期の資格取得者です。
当クリニックの誇る高速血液検査機器はスタッフの努力で迅速に血液検査を行い、関節リウマチや痛風、感染症の診療にとても役立ちます。新型機に入れ替えさらに高速化しました。
検査結果はその日に患者さんが持って帰ることができます。
血液検査機器の精度検査でオールAを取得しています。
整体などのさまざまな民間療法や漢方薬などの治療でリウマチが治るのなら、ぜひそのきっちりした成果を公表していただきたいものです。世界中の患者さんが待っています。
難病が治ると称する民間療法はたくさんありますが信じられるものでしょうか。関節が動かなくなった悲惨な患者さんを何人も見ています。
リウマチに対する最も有効な治療は進歩した現代医学です。広島大学病院リウマチ膠原病科、県立広島病院リウマチ科、広島赤十字原爆病院リウマチ科、広島市民病院リウマチ科などリウマチ学会専門医のいる病院とも連携していまます。
短い期間でしたが日本で最もたくさんのリウマチ患者を診ていた東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターで学んだスピリットをいまでも活かしています。
以下はとある研究会でご一緒した関東の先生にいただいたメールです。
”同門の先輩だったとは知らずに失礼いたしました。また私の稚拙なファシリテーションにつきましてもコメントいただき恐縮しています。重信先生の真摯で飾らないお人柄と発言で、あの場がリアルなテーブルになったと感じています。あらためましてありがとうございました。ホームページ拝見しました。重信先生のパッションを感じたいい朝です。引き続きよろしくお願い申し上げます。”
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