帯状疱疹ワクチン

 帯状疱疹はウイルスによって生じる病気で、皮膚の症状とピリピリした痛みとしびれが特徴です。軽い症状の方から入院を要する重症の方までさまざまです。抗ウイルス薬という特効薬があり、治療の効果は高いのですが、ピリピリとした痛みとしびれが長引くことがしばしばあります。高齢の方で何か月も帯状疱疹後の痛みに悩まされている方は少なからずおられます。関節リウマチの患者さんが帯状疱疹にかかる可能性は少し高くなっています。リウマチに対する最新の薬剤、JAK阻害薬ではリウマチに対する効果は高いのですが帯状疱疹に対してはややリスクの高い薬もあります。
 日本でも帯状疱疹に対する不活化ワクチン(シングリックス)が使用できるようになりました。このワクチン接種でかなりの確率でつらい帯状疱疹の発生を抑えることができます。そして11年以上有効なことが確認されています。
 予防効果は50歳以上では97%、70歳以上90%とされています。2か月~6か月のの間隔で2回の接種が必要です。65歳、70歳、75歳、80歳の患者さんは自治体から補助金がでます。広島市の補助金は少なく、坂町や東広島市は補助金が多いです。
 このワクチンは筋肉注射で注射した部位が数日痛みを持ったり腫れたり熱がでる可能性があります。また接種には診察と予約が必要です。
 院長も2023年に2回目の接種を行いました。ちょっと腫れましたが痛みはわずかでふつうに診療ができました。これからの人生のリスクを軽減するために帯状疱疹ワクチンの予防接種をお勧めします。
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