帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹はウイルスによって生じる病気で、皮膚の症状とピリピリした痛みとしびれが特徴です。軽い症状の方から入院を要する重症の方までさまざまです。抗ウイルス薬という特効薬があり、治療の効果は高いのですが、ピリピリとした痛みとしびれが長引くことがしばしばあります。高齢の方で何か月も帯状疱疹後の痛みに悩まされている方は少なからずおられます。
日本でも帯状疱疹に対する不活化ワクチン(シングリックス)が使用できるようになりました。このワクチン接種でかなりの確率でつらい帯状疱疹の発生を抑えることができます。
予防効果は50歳以上では97%、70歳以上90%とされています。2か月間の間隔で2回の接種が必要です。保険が効かない予防接種ですので費用が高く、1回で22,000円(消費税込)です。
このワクチンは筋肉注射で注射した部位がしばらく痛みを持ったり腫れたり熱がでる可能性があります。また接種には診察と予約が必要です。
院長も2023年2月に一回目の接種を行いました。
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