泣いていただきました

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 祝日前の昨日火曜日、私たちのクリニックにたくさんの初診の患者さんが訪れていただきました。わりと当たり前の病気から、診断がつかない病気までじつにさまざまな病気があり一人一人の患者さんの診察は毎日真剣勝負です。
 昨日初診の患者さんのひとりは長く続く痛みに苦しんでおられました。内科で処方された強力な鎮痛薬も効果がないとのことでした。診察の結果、筋膜由来の疼痛の可能性を考え、超音波エコーガイド下で筋膜リリースを行うと即座に痛みがなくなりました。筋膜由来の疼痛だったようです。びっくりしていた患者さんの目には涙がにじんでいました。どうにもならない痛みに長く苦しんでいて、痛みがなくなったのがうれしかったそうです。私たちのクリニックに来られたのは初めてですので、痛みがまた出てくる可能性もあります。また痛い患者さんすべてが筋膜由来であるわけがありません。明日からもよい治療のために努力していきます。
 画像は行きつけの串焼き屋さんでいただいたこんにゃく田楽です。これに山椒みそを乗せたのが一段と美味しかったのですが、絵面が悪いので断念します。
 昨夜も仕事が多く木曜日の診察の準備が済まなかったので今からクリニックに出勤して準備です。そして6月からの診療報酬改定に備えた準備もしなければなりません。
 厚生労働省の頭がいい人が考えた改定はとても面倒な仕組になっていて、紙カルテのクリニックでは閉院を考えるところも多いのではないでしょうか。それこそ厚生労働省の狙いだったりして。いまでも患者さんの多くはマイナカードでの医療情報の取得を拒否されているというのに。