たいへんなんてもんじゃありません

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 世界でも最高と言われる日本の保険医療はどうなってしまうのでしょうか。この6月から診療報酬の改定(改悪)はとても面倒です。厚生労働省は”ホームページを見ろ”ですが、お役所のホームページらしく見てもぜんぜんわかりません。だれでもアクセスできますのでどうぞご覧ください。”厚生労働省、診療報酬、令和6年”で検索してみて下さい。
 画像は毎月高い会費を払っている日本医師会から届いた説明文書です。一番上のメインの書籍だけで1280ページ、その後厚生労働省からでた疑義解釈などの文書なんかが付け加えてあります。
 字もとても細かいです。偏差値65以上IQ130越えで数学は苦手ですが人並み越えた抜群の読解力を誇る院長(面白い本をすぐ読み終えてしまうのが勿体ないと思う速読です)ですがこんなものをいちいち読んでいては患者さんの診療ができません。厚生労働省は私たち医師になにを求めているのでしょうか。
 今日も良い医療を求めて私たちのクリニックにたくさんの患者さんが来られました。土曜日も診療しています。それが行き場のない患者さんの救いになっていると信じているから。でももう心が折れそうです。