アイヒホッフテスト

ツインタワー
 手首の親指側に鋭い痛みを生じる疾患、ド・ケルバン病。親指のスジ(母指の伸筋腱と外転筋腱)に生じる腱鞘炎で、整形外科ではよく診る病気です。院長もなったことがありますが鋭い痛みはなかなかつらい病気です(院長妻も出産後になりました)。
 この腱鞘炎を診断するのに特徴的な徴候がアイヒホッフテストです。アイヒホッフというのは人名。フィンケルスタインテストという徴候のほうが有名ですが、アイヒホッフのほうが先に発表したことが明らかになり最近名前が変わったのです。
 とはいえ学生時代から覚えている名称を変えるのはとても面倒なものです。野球だって3ボール2ストライクというよりは2ストライク3ボールのほうがやはり違和感が少ないです。新しいことを覚える方がまだ容易な気がします。
 画像はクリニックのある広島イーストビル19階から見た駅前の2本の高層ビル。段原通りのビルが低く見えます。