正倉院展-2-

行列
年に一度の正倉院展、混雑するのは知っていました。しかも祝日でしたので覚悟の上でした。
8時前の新幹線で広島を発ち、近鉄電車で奈良に到着、15分歩いて奈良国立博物館につきました。外にテントが張り巡らされており延々並んでいます。一時間待ちの看板が出ていましたが、ディズニーランドで鍛えられたのでこれくらいはなんでもありません。列は着々と進み30分強で館内に入れたのでした。
肝心の展示物は100点弱でしたがどこも黒山の人だかりで、みんな熱心に見ているのでなかなか進みません。工芸品の細工の素晴らしさは現代でも及ばないでしょう。いっぽう鏡は古墳時代の鏡とあまり変わらなくてとても顔が映りそうにはありませんでした。どうやってお化粧とかしていたのでしょうね。
当時の役所の書類が案外面白くて、××麻呂とかいちいち署名してありました。お経も5000巻も収蔵されているそうですが漢字がやたらに並んでいるだけでつまりません。
一度展示されたものが次回展示されるのは10年後以降だそうです。