うれしかったです

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 比治山の上にある放射線影響研究所(昔のABCCですね)の職員さんは、比較的近くにある私たちのクリニックに受診されることがたびたびあります。
 先日まで理事長を務められていたN先生も受診されていました。福島第一原子力発電所事故の計測などでエネルギッシュに活動されている偉大な先生ですが、ときどき私たちのクリニックに来ていただきました。学生時代に剣道部で鍛え抜かれた先生ですが、さまざまな痛みを感じられることがあったのです。
 京都大学卒でアメリカのスタンフォード大学で博士号を取られたN先生は、品があって控えめでさすが京都の学者という印象(院長の思い込みですけど)でした。
 お話を伺うとお兄様が整形外科医とのことで、整形外科診療にも理解を持たれていました。一度なんか腰の激痛に見舞われた同僚のアメリカ人副理事長U先生に肩を貸すようにしてお連れ頂きました。長く日本におられても日本語さっぱりの外国人の先生を連れて来られたのです。院長のたどたどしい問診をフォローしていただき、”先生も英語できるね”と言っていただきました。
 このたび比治山を退職されて京都に戻られるということですが、京都で信頼できる整形外科医を見つけるのがたいへんだと言っておられました。広島で院長を信頼していただき、とてもうれしかったです。いい診療、信頼していただける診療、患者さんに褒めていただける、これこそが医師としてのなによりのモチベーションです。明日からも頑張ります。今日も日付を超えましたね。
 画像は骨密度装置撤去後のクリニックの放射線室です。ちょっと狭いです。