信用を失ったかも知れません

画像の説明
 腰痛を生じたご高齢の患者さん、レントゲンで腰椎の圧迫骨折がありMRI検査で新しい圧迫骨折と判明しました。ベッド上で安静が望ましい病態で、私たちのクリニックには入院設備がありませんので入院できる病院に紹介させていただきました。その病院もいつも忙しくて入院ベッドが空いないことも多いのですがお願いして都合をつけていただきました。
 強い腰痛はつらいですから入院できることになって一安心したのですが、その後そちらの病院から電話があり患者さんが来てないと言われるのです。担当医の先生も待ってもらっているのに。患者さんにもすぐそちらの病院に向かうように何度も念を押したのに行ってないのです。その患者さんは私たちのクリニックのかかりつけ患者さんでなく、3年前にリハビリ通院も勝手にやめてしまったかたなのですが、今回先方の病院にお願いして入院を引き受けてもらったのに行ってないのです。
 強くお願いして受け入れてもらったのに行ってないでは先方の病院における私たちのクリニックの信用は下がってしまったかも知れません。次に新しく入院が必要な患者さんが来られた時、引き受けていただけるか心配です。このツケが次の患者さんに跳ね返ってくることがないように祈るばかりです。その患者さんは午後になって受診されたようですが。
 画像はホテルグランヴィアロビーにあったアジサイのオブジェ(?)です。身長よりずっと大きな、涼しげなブーケでした。