源三位頼政の墓

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 宇治にある高名なもののひとつは、源平合戦に先立って戦死した源頼政のお墓です。三位の官位をもらっていたので げんざんみよりまさ と通称されます。御所に出たヌエを退治した伝説の持ち主。平治の乱では源氏主流とたもとを分かって平氏について出世しましたが、最後は平氏に反旗を翻して戦い、宇治川で平氏の大軍を防ぎましたがかなわず自害しました(享年77歳、1180年)。そのお墓が平等院のなかにあります。そのころからあるお墓らしい感じです。
 平治の乱では源氏をほとんど滅ぼすようにして平氏につき、あげくのはてに77歳にもなって反旗を翻して息子たちを討死にさせてしまったのはやはり賢明な人生とは言えない気がします。

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 画像は宇治川と橋。橋の板をはがして渡りにくくし、また弓矢で平家軍を防いだと伝わります。この時は川の水は多くなく、馬でなんなく渡河できそうでした。