極楽

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 極楽に行ってきました。
小学校の教科書にも載っていそうな宇治平等院鳳凰堂、昔から行ってみたかったので連休を利して日帰りで初体験。JR京都駅から奈良線で普通で27分。途中の伏見稲荷は電車から見ても人がたくさん並んでました。
 宇治は名所とはいえ駅前は閑散としてましたのでスマホで地図を見ながら歩いて向かいます。ガイドブックはいらなくなりましたね。
 そしてまさに平等院鳳凰堂、まんま写真のままです。鮮やかな彩色と濁った池は初めて見た感じがぜんぜんしません。拝観料は600円、鳳凰堂の内部拝観は別料金です。
 1053年に藤原頼道だったか道隆だったかが造営してそのままの建物が残っています、すごいですね。戦いで焼けたり浮浪者が住み着いて火をつけたりしなかった。源平の戦いの舞台でもありますが、焼けなかったのは当時から大事にされていたのでしょうか。
 奈良の大仏殿だって東寺の五重塔だって落雷で焼けてます。背が高くない建物のほうが雷が落ちないわけだ。
 世界史選択者としては近い年代で1088年のヘイスティングスの戦いを思い出します。イングランド王がフランスのノルマンディー公に敗れ、以後イングランドはフランスの一部になるわけです。石造りの廃墟しかないイングランドと比べて日本の歴史の長さを感じます(イギリスには近づいたこともありません。単なる思い込みです。)