マイクロピンセット
土曜日気が遠くなるほど全力で診療し、今日日曜日は昼まで寝ていた院長です。クリニックの仕事で遅くまでテンションが上がっているので午前3時ころにやっと眠れることも多いので、日曜日は寝だめです。
今日はサンフレッチェ青山選手、柏選手の活躍をテレビで見ました。カッコいいですね。Jリーグ、ACL2があるのに終盤まで起用しないスキッベ監督の選手ローテーションの手腕には疑問です。
12月になりました。年末までスタッフのみんなといい診療のために全力疾走です。画像は先がすごく細いピンセットです。院長が大学病院整形外科研修していたころ、切断されたすごく細い血管や神経の縫合はとても困難でした。今でも困難です。全国に名を知られた先生が頑張っておられました。時間外の深夜に朝まで何時間もかかる手術に取り組んでおられました。
愛用のスイス製の先が細いマイクロピンセット、当時の価格で一本5万円とかで、手術中に落としたりするとメチャ怒られました。今ではアマゾンでなんと2000円くらいであるのですけどその性能はどうなんでしょう。手術をしなくなった院長にはわかりません。肉眼では見えない手術のために買ったドイツ製ライカの頭につける手術用顕微鏡も15万円くらいしたのですが、いまでは韓国製で数万円のものがあります。
当時新人医局員の私たちは手術室や麻酔科へのお願いに駆け回っていました。なんと手術そのものより病院内の根回しのほうがよほど大変だったのです。今はどうなのでしょう。クリニックを開設してよかったのはなんだかんだあっても院長の裁量で何とかなることです。クリニックで最後に帰るのは毎日院長です。