休日当番医

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 初めまして、院長の妻です。日曜の当番医以来、すっかりしょげている院長に替わって書込みです。一昨日のブログ「がっかり」に驚かれた方もおられるかと存じますが・・・。そもそものきっかけは一人の患者さんのGoogleへの書込みでした。院長としては、その方のためを思って言ったことを「診てほしい患部を見てくれず、上から目線で・・・」と星一つ。朝から昼食をとることはおろかトイレに行く暇もなく一生懸命診療した挙句、クリニックの評価を下げる書込みに落ち込むのも無理はありません。確かにその方に理解してもらえるよう時間をかけた十分な説明や言葉使いが足りなかったのかもしれませんが、日曜当番医は初めて来られる初診の方ばかり、お一人お一人に関わる時間は限られているのです。骨折や指を切ったなどすぐにも診てあげなければいけない方、自力で歩けず車椅子の対応がいる方などが殺到、この日は小さなお子さんも多く、重症で大きい病院に救急搬送する方もいらしてたいへんでした。
 一刻も早く診て差し上げたいのですが、長すぎる待ち時間に「あと、どのくらい待てばいいのか?」と度々聞かれます。何しろ初診でそれぞれ処置がいる方ばかりですので予測が難しくお答えしずらいなか、お待たせしたり、診察を諦めて帰られた方には特に申し訳なかったです。
 日曜当番医はこうした緊急を要する患者さんのために医師会会員で輪番制をとっていますが、最近は会に入っていただけない方もあり、一年と待たず担当する日がやってきます。中には正月とお盆の両方が当たったと嘆く先生もあり・・。それでも、皆さん困っている方のためにと、医師としての使命感で引き受けているのですが、スタッフにも休み返上でいつもの2倍以上の忙しい業務をこなしてもらっています。(続く)