月初

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 医療機関にとって月初めは先月診療した費用を国民健康保険や社会保険基金に請求するだいじなイベントがあります。さいきんは電子カルテ、オンラインで行うので以前のように医事課の職員やパートさんがずらっと並んで書き物をするような病院は減っているでしょう。
 電子化されると支払い側の査定も電子化されてより一層厳しくなっています。医療機関としても査定されないように努力しています。
 患者さんにはわからないことですが、私たちが診療した内容が国保や支払基金によって否定されてしまうのです。辞書のように分厚い”医科点数表の解釈”という本に書いてあることが絶対で、患者さんのために、などと言っても相手にされません。いかに評判の名医と言われる先生でも役所関係にはかないません。

 画像は先週の広島リウマチ研究会の講演のスライド。膠原病肺病変について知識を新たにしました。