大混乱

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 最近は患者さん診療のデータもオンラインで送信するように推奨されています。データを受け取る社会保険支払基金とか国保連とかもデータをコンピュータで見たほうが楽、トップは天下りで人の生き血をすする輩です。
 患者さん一人一人の病態は違うのですが、コンピュータのデータ上ではなにもわかりません。病気の見立てに対する初診料、再診料はアメリカなんかよりとても低いそうです。
 お医者さん歴30年の院長や広島大整形外科の教授(医師になってからは同期生ですから敢えて並列させていただました)でも、今年医師になった新人の若手でも費用的には診察料同じってありえないでしょう。
 今晩はデータ送信が一部出来ずうんざりして院内の「逃げるは恥だが役に立つ」のコミックスを読んでいましたが、全国的にダメで基金国保で「なんだかわかりません、明日は直ります」と掲示されています。明日ってなんだよ、こっちは夜10時まで悩んだんだからね。
 患者さんの診療のためには何時間かかっても頑張りますが、お役所仕事のために時間を無駄にされるのは我慢できません。夜中でも残業して直せよ。全国の病院の医事課で困っているはずです。

 画像は先週の広島市南区医師会の祝賀会、右から二人目は院長の弟です。同じ学校に通っていたころは面白がって見物が来るほど似ていましたが今はどうでしょうかね。身長で1㎝、体重で3㎏ほど違います。電話の声では親でも区別がつかない時があります。