禍福はあざなえる縄のごとし

画像の説明
 今日木曜日はそれほど混み合うこともない一日でした。他のクリニックがお休みのところも多い木曜午後は夕方になってけがをした子供たちが受診したりして長引くことも多いのですが、今日は平穏に済みました。
 今日は広島市民病院で脊椎疾患についてのセミナーがあったので、他のスタッフより先に退出して大急ぎで市民病院に向かいました。クライマックスシリーズの試合がすでに始まっていたせいか、段原も八丁堀も混むことなく到着。なんと木曜日夜に定刻前に到着!と大威張りで会場の市民病院10階に着いたのですが真っ暗でドアにはカギがかかっています。スマホのスケジュール帳を見ると、なんと来週なのでした。
 忙しかった先週土曜13日は出るべき面白そうな研修講演会をすっぽかして後悔しきりせいか、間違ってしまったのです。しょうがないのでクリニックに戻って放り出してきた仕事の続きをすることにしました。どうせ今日しなければ明日しなければならないのです。
 ロビーのテレビをつけっぱなしにしてクライマックスシリーズの中継を気にしながら書類仕事を片付けていたのですが、どうにも全く打てない展開で好投を続けていたジョンソンが先取点を取られ、巨人の二番手ピッチャー、呉出身の畠投手の前に手も足もでなかったのにあっというまに2死から同点、逆転とすごい展開でした。これをリアルタイムにテレビで見ることができたのは市民病院のセミナーがあると思い込んでて他の予定を入れなかったおかげです。
 間違って市民病院まで行ったのは大失敗でしたが、おかげで感動的な試合を見ることができました。なにが幸いするかわからないものです。

 画像はもちろん今日の試合ではなくて9月上旬の試合で見た新井選手です。引退しなくてもいいじゃない、と思いますが中国新聞に以前出ていた記事では、限られた選手枠に自分がいることで出ることができない野手がいるのを気にしていると書いてました。たたき上げの新井選手らしく、若い選手のことを心配しているそうです。