大事故

昨日は高速山陽道で大事故が起こり、70名からの死傷者が出ました。けっして交通の便がいいとは言えず、また周辺の医療機関のキャパシティも限度があるなかでの大量の救急患者の診療はさぞ大変だったろうと思います。
最近整備された広島高速や東広島道路を使って広島大病院や呉の中国労災病院の救急部も活躍されたことでしょう。現場近くの東広島医療センターでは午前中の外来診療を休止して救急診療にあたったとのことで、当日病院を受診された通常の患者さんは休診で思わぬとばっちりでしたが、現場の職員の皆さんもフル回転されてさぞお疲れのこととお察しします。
度重なる震災の教訓を大事にして、災害時に備える救急態勢をこれからも構築していかなければなりません。広島市南区医師会も災害(地震や水害)に対して準備しています。