広島イーストビル

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今日の画像、なんでしょう、ちょっと見覚えがありませんか?
 クリニックが入居する広島イーストビル一階の設備です。ビルが出来たころには受付嬢がいたのかも知れませんが今は無人です。
 イーストビルというビルは東京にも大阪にもありどこも高層ビルです。広島イーストビルも目立たないながら地上20階、比治山よりも高いのです。
 原爆で焼け残った段原地区ですが、小さな住宅と路地ばかりになって車が入らない、火事になるとお手上げという地域でした。隣接した大河学区育ちの院長も段原は危ないと子供のころから聞いていました。
 30年来の懸案のあげく、広島女子商高校を移転させたまとまった面積の再開発で出来たのが広島イーストビルと段原ショッピングセンターです。広島の副都心がコンセプトだったそうです。いまとなっては死語ですね。たくさんのテナント(富士通中国支社とか)があり、ビルに勤める社員さんが3000人とか、入居を勧誘された院長も騙されたのでしょうか。このビルは日本最大のゼネコン、鹿島建設が手掛けています。
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 受付の内側には有線電話があります。どこに通じているのでしょうか。一時期は退去が相次いでやや閑散化したイーストビルですが、当院のようなクリニックが次々に入り、キヤノン、楽天、ジェイティ、パナソニック、そして鹿島建設支店など大企業支社が入居して賑わっています。
 遠方から来ていただく患者さんに分かりやすい、バス停もいくつもあって近い、駐車場も600台収容、ということで私たちのクリニックはここに開設しました。コンセプトは患者さんが通院しやすい、ということです。