IT担当

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 近年は保険診療の情報もオンラインで送るのが一般的になりました。クリニックの窓口で患者さんにお支払いいただくのは診療にかかった費用(厚生省によって法的に全国均一で決められています)の3割であったり0割であったりするのですが、残りの7割~10割を健康保険組合とか国民保険連合が払ってくれます。そのためには請求書を健康保険組合とか国民保険連合に送らなければなりません。
 以前は月末にはパートさんを何人も動員して紙の用紙を作成していたものですが(院長も小学生のころ、実家で手伝ったことがあります。単純作業ですが当時から計算は得意でしたからやりがいを感じたものです)、いまはレセプトコンピュータが計算してデータをオンラインで送ります。
 患者さんの重要な個人情報ですのでふつうのインターネットではダメでVPNというのを介して送ります。今年は3年ぶりのパスワード更新、クリニックのIT担当は院長しかいませんから休日に作業しました。役所から送られた分厚い資料を見ながら10回くらいやり直してようやく成功、はあ~よかったです。半日かかりました。