クリスマス

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 今年も残るところあとわずかになりました。6日間お休みの当クリニックですが、休み中に急に容体が悪くならないよう、休み前の診療は特に気を使います。寒いせいか最近は急に首や腰が痛くなって受診された患者さんが多くなっている感じです。
 ぎっくり腰なのでしょうか、と質問される患者さんもおられるのですが、正解です。ケガでなくて急に痛くなればすべてぎっくり腰と言って間違いではありません。急に痛くなる症状がぎっくり腰なのであって、ぎっくり腰は診断名にはなりません。カルテの表紙にぎっくり腰と書くとさすがに物笑いのタネになってしまいます。
 椎体、椎間板、椎間関節、靱帯など疼痛を感じる神経終末があるところはどこも痛みの原因になりえます。ぎっくり腰の原因は一つではないのです。そのなかでも以前考えられていたよりずっと多いと院長が考えるのは、筋膜です。エコーガイド下の筋膜リリースであれっというほどよくなる症例に珍しくありません。
 画像は看護師Tさんが作ってくれたもので、クリニックのロビーを飾っています。