明日の予習

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翌日受診予定の患者さんで、検査が必要なかたについては前日診察終了後に検査指示を出しておきます。
どの患者さんにどの検査が必要なのかよく考えなければなりません。病気や病態それぞれによって当然必要とされる検査は変わってきます。いい状態が続いている患者さんには副作用などの検査を主にするだけでいいし、高齢であったり状態が不安定で症状の悪化が危惧される患者さんでは検査項目が多くなってしまいます。
いっぽうたくさん検査をすると患者さんの医療費も高くなってしまいますし、国民健康保険や社会保険支払基金から査定されて療養費を払ってもらえなくなります。
予習をすることで改めて患者さんの病歴と状態を再確認することが出来ます。受診を予約しても予約しなくても待ち時間が結局変わらない、と感じる患者さんもおられると思いますが、予約していただくとよりよい医療の準備をする余裕ができますので、次回受診を予約していただきたいと思います。