広島県のダニ媒介感染症

広島県で発生するダニが媒介する病気としては、ツツガムシ病、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症があります。
熱が出て、皮膚に赤い発疹が広がり、まれには死亡にいたることもあるとされています。
院長はまだ診たことがありませんが、診断の決め手はダニの刺し口の発見です。茂みの中に入るときには長袖長ズボンで予防しましょう。
ツツガムシ病はむかし白土三平の劇画で知りました。聖徳太子が中国に送った国書に”日出ずる国の天子、書を日の没する国の天子に致す、つつがなきや”とあるのは、難病ツツガムシ病を表しているというのです。そしてツツガムシ病は中国地方に多いのでした。