関節リウマチの治療

 関節リウマチは慢性に全身性に(関節や肺臓や腎臓など)進行する炎症性疾患です。メトトレキサートや生物学的製剤などが使用可能になり、関節リウマチの治療は大きく進歩しました。以前は多くの患者さんに手術が必要だったのですが、激減しています。
 関節リウマチ初期の患者さんではまったく痛みがなくなるのが目標です。病気の進行を抑え、あるいは完全に治ることも夢ではなくなったのです。そのためには早期からの積極的な治療の有効性こそ有効です。

 ”痛みもこわばりもないので自分が関節リウマチだったのを忘れてました”と言われるのは専門医冥利につきます。
 この境地をすべての患者さんがそうなるように努力を続けています。

treat to target
関節リウマチを明確な数値目標を持って治療する。
tight control
関節リウマチの活動性や治療に対する反応をたびたび診て良い状態に保つよう厳格に治療する。

 この2つのポリシーが現在のリウマチ治療のキーワードです。診察ごとに血液検査の結果を見た上で患者さんに説明し治療を進めていく当クリニックの診療はたいへん有意義だと感じています。薬を出しっぱなしではよくありません。
 当クリニックでは日本リウマチ学会専門医・評議員である院長が患者さん一人ひとりに詳しく説明を行い、治療方針について納得したうえで治療を行っています。
 現在のリウマチ治療の中心はリウマトレックス/メトトレキサートで、当クリニックでは約2/3の患者さんに投与しています(2016年)。東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターや産業医科大学第一内科などの日本をリードする専門病院はもっと使っています。
 十分な治療によっても腫れや痛みがわずかな関節に残るときには、関節内へのステロイド注射を積極的に行っています。内服薬を増やすよりも副作用が少なく、骨破壊の進行を抑えることができます。かつてリウマチ外科グループに属し手術を数え切れないほどしてきた整形外科医ならではのテクニックで、時に超音波エコーガイドを駆使して指の小さな関節の病変も押さえ込みます。



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生物学的製剤の点滴は長くかかることもありますが、
新しく更新した革製のリクライニングシートで快適に過ごせます。
自宅にも一台欲しい素晴らしい椅子です。高かったんですから。
リウマチ患者さんも週2~3回筋力強化や関節可動域のリハビリができれば、日常生活のうえでも動きやすくなるなど効果が現れます。

 残念ながらすでに関節の破壊が
進行してしまった患者さんには手術という手段があります。
膝、股、肘関節での人工関節手術の成績は優秀です。
安静時や歩行時のつらい痛みがかなりなくなるのです。
もちろん、手術が安全に出来るかどうか
術前に十分な検査と検討が必要です。
麻酔をしますから手術中はまったく痛みはありません。
手術については高い実力と実績があり
院長もよく知っている病院にお願いしています。

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検査値を理解しよう

関節リウマチの治療では血液検査は欠かせません。
当クリニックは高速血液検査機器があるので当日多くの検査の結果を見て
今後の治療を考えることができます。
検査結果は当日患者さんにお渡ししていますが、アルファベットばかりでちょっとわかりにくいでしょうか。つぎのボタンでは検査の意味と結果を解説していきます。

検査値の説明

リウマチ患者のフットケア

第45回広島リウマチ研究会で主任看護師Kさんが関節リウマチ患者のフットケアについて発表しました。
リウマチ患者さんは足の変形によるたこの痛みに苦しんでいる方が多く、整形外科系の当クリニックでは専用の器具を設置し時間をかけてその治療に挑んでいます。
医療関係者限定の研究会ですが、広大杉山教授をはじめ多くの方からお褒めの言葉を頂きました。
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最近は簡易なアーチサポートもよく使っています。

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